タマゴのたわごと

ポケモンのあれこれ

【USUM/S13シングル】選出誘導ジャロゴーリ偽装【最高2058pt/63位】

はじめに

みなさまこんにちは。マゴタマゴと申します。
USUMの発売に伴いシングルレートに参戦し始めた初心者ですが、今回祈願の2000超えを達成できましたので構築記事を書かせて頂きました。
拙い文章ではありますが、構築や考察がどなたかの参考になればと思います。

最初と最後のみ敬体です。それではよろしくお願いします。

 

経緯

様々な構築記事を読み漁り、レート環境が移りゆく中でどのようにすれば勝ち進めるかを考えた所、筆者の様なプレイングスキルも対戦経験も浅い人物は†意表を突く†事が勝ちに繋がると考えた。
意表を突くには、まず選出段階での型の読み間違いや選出誘導が行えると勝ち筋を掴みやすいと考え、ポケモン界屈指の嫌われ者(?)であり殆どの人が対策しているであろうをメガで採用し、を添えて害悪感を際立たせた。初手で相手を困惑させて数的有利を取り、数的有利を勝利に変える駒として襷を採用。上の3体だと厳しい鋼全般に対して強く出れると襷ミミがボコられるカバ対策に、選出誘導が出来そうなを最後に加え構築が完成した。

 

個体解説


ジャローダ@ゴツメ
特性:天邪鬼
性格:臆病
数値:180(236)-×-116(4)-96(4)-117(12)-181(252)
技:リフスト 挑発 リフレク 光合成
役割対象:など
選出誘導枠。左上にジャロゴーリと並べる事により相手の初手は(パーティに居れば)99%麻痺無効の電気タイプである。本構築はあえて電気を一貫させており初手を非常に読みやすくしている。選出誘導だけでなく、メガゴーリでキツいやガモスを見て出てくる入りには選出した。役割対象に対しても基本的には対面でしか勝てなかったりなどに簡単に起点にされる為、あまり選出出来なかった。

選出率6位

 


オニゴーリ@メガ石
特性:アイスボディ
性格:陽気
数値:155-172(252)-100-×-101(4)-167(252)※メガ後
技:恩返し 礫 地震 †大爆発†
役割対象:など
本構築の目玉であり間違いなくMVPの唯一メガ。初手率99%、ジャロで選出誘導した初手電気や自慢のオニゴーリ対策枠を粉砕し†数的有利†を取る枠。初手に対面したは2000%突っ張ってくるのでスキン恩返し(は+礫)で粉砕し相手が困惑している間に†数的有利†を取る。上から初手Zやボルチェンされるとキツいが守るや後攻身代わり警戒なのか上記の行動は殆どされず、幾度となくをブチのめしてきた。初手電気とゴーリの対面は親の顔より見た。
相手に電気枠が居ない場合、初手は草1/4のなどが出てきやすい。であれば99%ジャロ抜き以上=S補正有の特殊技搭載型(ムドーも居る為)であり補正無C252大文字は命中を加味するとメガゴーリが有利の乱数(放射は確定耐え)、こちらの攻撃は威嚇込みでもスキン恩返しで確1である。の場合風船ならレヒレバック、襷やスカーフは考慮せず地震を押していが、今期は襷やスカーフが少なかったのか殆どのを一撃で粉砕出来た。後出しはおやつ。の場合は構築単位でキツいので、文字外しや放射・甘えた悪巧みなどをお祈りして恩返しや、後続の圏内に入れる為に礫を押していた。は同速勝負の可能性もあるがほぼ†大爆発†で1:1交換が出来た。初手をゴーリで突破した後に出てきて、先制で爆破した試合も多かった。
基本的にこの構築は殆どサイクルが出来ないので、交代先が居ないような相手と初手に対面した場合はゴーリで削って退場していた。相手の初手をゴーリで粉砕、2番手を†大爆発†で倒したり他の技で削るムーブが出来た試合は大体勝てた。
相手が普通のゴーリだと思って勝手に交代してくれたり、型の読み間違えによりアドを取りやすく選抜適正の高いポケモンだと思った。

選出率1位

 


ミミッキュ@襷
特性:化けの皮
性格:陽気
数値:131(4)-142(252)-100-×125-162(252)
技:じゃれ 影爪 影打ち 剣舞
役割対象:苦手なやつ以外大体
苦手なやつ:など

襷枠であり数的有利を勝利に変える駒。初手ゴーリで1〜2体倒し、最後の1体をタイマンで制するのが基本の流れ。ジャロムドーレヒレを抑制している(つもり)が、出された時は大体負けた。今期はの最速が少なく、にも勝ちやすい最速ASは使いやすかった。皮+襷による2回の†行動保証†は、メガゴーリにより得た数的有利との相乗効果で無難に強かった。

選出率3位



エアームド@飛行Z
特性:頑丈
性格:陽気
数値:141(4)-132(252)-160-×-90-134(252)
技:ブレバ 挑発 剣舞 高速移動
役割対象:など
初手ゴーリが通らなさそうな時や、挑発で起点に出来そうな耐久系が多い時、頑丈ブレバZで倒さなければ3タテされそうな相手がいる構築などに対して選出する枠。正直この構築に合っているかはわからなかったが、こいつのおかげで出てくるは大体特殊技搭載型と読めたしなどの選出抑制、などの選出誘導にも貢献してたと思う。使い方が下手なので殆ど初手Zぶっぱしてた。変えるならこの枠だが、頑丈+Zの†行動保証Z†に頼る事も多く困った時には選出していた。たまに高速剣舞で3タテしていた。

選出率4位

 


カプ・レヒレ@スカーフ
特性:ミストフィールド
性格:控えめ
数値:145-×136(4)-161(252)-150-137(252)
技:波乗り ムンフォ 冷ビ トリック
役割対象:など
本構築のスイーパー。基本的に2番手に死に出しをし、削れた相手を一掃していた。上記の役割対象以外にも後出しされるや同速勝負()のなど、数々の高速ATを†意表を突く†ことにより突破した影の功労者。ゴーリに撃たれるの特殊技やゴーリの技に後出ししてきて削れたなどに対して後出しもしていたが、本構築の並びだとスカーフに見えにくいのか読まれる事が少なく非常に使い勝手がよかった。フィールドによりスカーフ判定がされやすいので初手からの奇襲がしにくいのがネック。火力も素早さも足りないのでぶっぱしていたが、せめて臆病のヘドウェ耐えぐらいには耐久に回した方が良かったかもしれない。

選出率2位

 


ウルガモス@草Z
特性:炎の体
性格:控えめ
数値:161(4)-×-85-205(252)-125-152(252)
技:炎の舞 ソラビ めざ地 蝶舞
役割対象:など
対鋼枠でありホイホイ。めざ地採用により大体のの並びにeasy-winが出来た。ソラビZは+鋼に対応出来るが、+鋼は崩せない。破壊光線Zなら上記の並びにも抗えるが、砂でミミの襷を潰してきたりガモスを見て出てくるをカモる為にソラビZを採用した。蝶舞や炎の舞でCを上げれば大体のはメガでも確1で倒せる。対はガモスが少し削られていると不意打ちで普通に倒されるのでHP管理が重要である。

選出率5位

 

重いポケモン・並び


初手に来やすいのでガモスを合わせて起点には出来るが、初手ガモスに苦手なやつを合わせられるとしんどい。

初手ゴーリ対面は恩返しか膝か人による。恩返しに対してレヒレバックした場合は大体突っ張ってくれるが、同速勝負に勝たないといけない。引かれるとキツい。ジャロを出しても大体が居る。

一撃で倒せるのがゴーリの大爆発ぐらいなのだが、猫して引っ込んだり中々対面させてくれない。ジャロが出せない事も多くガモスで焼いても負けた試合すらある。使いは皆プレイングが上手くて苦手だった。

明確な処理ルートが無く、負ける試合も多かった。スカーフやブーストでレヒレが上を取れず、ヘドウェが乱数なので普通にキツかった。

++
を倒せるのがミミかムドーぐらいであり、ミミの場合はを出された時点で対あり。ムドーはテテフに削られてのおやつ。ゴーリもが控えめスカーフなら上からサイコキでほぼ倒される。

 

選出・戦い方

初手ゴーリで数的有利を取り、スカーフや頑丈・皮や襷を利用してゴリ押しするのが基本の流れ。
++
基本選出。相手にカバやナットが居ればミミではなくムドーやガモスを選出。
++or
受け気味の構築に対して。先発は相手次第で適宜選択。

 

戦績

1800ぐらいから180戦ほど使用し、最高2058pt/63位。

 

おわりに

シングルレートに参戦し始めてから1年ほどの初心者ですが、今までは最高でも1850ぐらいまでしか行けず毎シーズン悔しい思いをしていました。今回は試行錯誤の上、運良く祈願のレート2000超えを達成する事が出来たので良い経験になりました。
有名強者の方々は、毎シーズン好きなポケモンや同じ並び・または様々な構築で2000越えをしていて尊敬します。次のシーズンもさらなる高みを目指して精進していきたいと思います。


長い文章をここまで読んで下さった方、対戦して下さったみなさま、本当にありがとうございました。